学生ローンの現状と未来図

学生ローンの申し込みを現在真剣に考えている学生さんにとって、インターネットの掲示板などの情報に頼っている方も多いのではないでしょうか?
掲示板等では、良い風評も悪い風評も、憶測だけが一人歩きしている状態です。
その憶測を見た誰かが、また別の掲示板やブログに書き込み、誤った情報がインターネット上に蔓延してしまう。
このように、一度誤った情報が出てしまうと、最終的には伝言ゲームのようにまるっきり違う話になってしまうということもめずらしくありません。
そこで、今回は様々な憶測で噂される学生ローンの真の姿を、できる限りリアルにまとめてみたいと思います。
もちろん、このブログも個人運営ですので、元の木阿弥かもしれません。
ですが、多少は詳しい知識を持っているつもりなので、参考にしてもらえればと思います。

●当サイトの見解は、あくまでも個人的な私見に基づいています。
一応、一般の方よりは学生ローンに関する知識は持ち合わせている自信はありますが、最終的な判断はご自身の責任の上でお願い致します。
また、サイトの性質上、学生ローンの固有名詞なども登場する場合がございますが、掲載先とは一切の関係もございません。
当然、個別の相談等には応じかねますので、予めご了承下さい。

●学生ローンって?
そもそもこれがわからないと話が進みませんので、まずはこちらから説明したいと思います。
学生ローンとは、会社員や公務員の方などがよく利用される、プロミスやアイフルなどと同じで、貸金業者になります。
少し違うところは、学生に特化しているという大きな特徴があります。
つまり、学生でないと借りることができません。
学生証は最低限、必須ということになります。

●返済方法にも特徴があります。
通常の消費者金消費者金融では、借入残高スライドリボルビング方式を採用していますが、学生ローンでは一部を除き、元金自由返済方式を採用しています。
どちらの返済方法も長所と短所があります。
残高リボは借り入れ金額に応じて最低返済額を設定する方式で、月々返済額が把握しやすい、毎月元金が確実に減るという特徴があります。
一方、元金自由返済方式は、毎月の返済額が最低利息だけに抑える事ができる反面、残高が把握しにくい、毎月の利息がいくらなのかがわかりにくいといった短所があります。
アルバイト収入に安定性を欠く学生さんの場合、最悪利息だけでの返済も可能な元金自由返済方式の方が安心といえるでしょう。

●高田馬場まで行かないと借りられない?
学生ローンは確かに高田馬場に密集してありますが、他にも池袋や世田谷区、埼玉県の一部にも存在します。
とはいえ、東北や九州など、遠方に住んでいる方には到底来店できる場所ではありません。
ですが、インターネットや電話で申し込むことによって、銀行口座に振り込みで借りられるシステムがありますので、わざわざ東京まで出向く必要はありません。

●現在の学生ローンの状況
現在の学生ローンでは、金利が平均17.0%
貸付限度額も25万円~35万円といったところ。
審査は以前に比べ、やや厳しくなったことは否めませんが、それでも標準よりは甘めだと思います。

●今後の動向
1.金利は実質年率15.0%から最終的には12.0%と予想
2.金利が大幅に下がる分、審査は非常に厳しくなる。
利用限度額上限は20万円といったところか。
3.元金自由返済方式は廃止に向かうと予想。
借り入れ残高スライドリボルビング方式が主流となる見通し。

学生ローンの未来を少し予想してみました。
ちょっと大胆かもしれませんが、近い将来、本当にそうなるのではないかと思っています。